青ペンコーチの「やる気偏差値向上メソッド」~1000万画素の目標設定で子どもは動く~

青ペンコーチの「やる気偏差値向上メソッド」~1000万画素の目標設定で子どもは動く~

こんにちは、青ペンコーチの佐々木です。今回は「1000万画素の対話で子どものやる気をあげる」というテーマで解説して行きたいと思います。

モチベーションは基本的に目標とセットで語られます。非常にモチベーションの高い人とはついつい話をしても吸い込まれてしまいますね。そういう人たちは常に目標が明確なので常にキレがあって人を巻き込でいくとういう特徴があると思います。

常に目標を明確にすることがモチベーションを上げる最低限の条件だと考えます。

目標を明確にすると、全てが明確になる

皆さん方にお伺いしたいのですが「高く飛べるようになろう!」と私が号令をかけたとして、皆さん方はどんなイメージをするでしょうか?

高く跳ぶという言葉はそれぞれの人によって違いがあります。高く跳ぶということが明確化されない限りは、その行動計画も明確にならず、アクションを起こせません。

例えば一本のバーを見せたとします。そうするとどうでしょうか?君の飛ぶバーはこれですと明確化されば、ではこのバーを飛ぶためにはどういう事をしたら良いのかを探ることができます。

青ペンコーチの「やる気偏差値向上メソッド」~1000万画素の目標設定で子どもは動く~

「どのくらいのバーを飛んでみたい?」と聞かれると「これくらいかな?でも現状は何センチ飛べるだろうか?」と試しに飛ぶことから始めるでしょう。

すると目標と現状の差分が明確になるのでこの差分をいつまでに埋めるのかを自分で決めていきます。

そして実際の行動計画、つまりそれを飛ぶのにはベリーロールが良いのか?背面飛びがいいのか?といったことや、助走は何歩かだとか、入る角度だとかも考えます。

目標が明確になって、現状が明確になると、ギャップも明確になり、行動計画も明確になります。

そして行動計画が明確なら振り返りも明確になります。何ができて何ができないか、あと何センチ足りない?といったような、振り返りが明確ですので、次の行動も明確になります。

目標がふわふわしていると、現状もギャップも行動計画も振り返りもがふわふわしたものになって、目標とした成果は得られないということの繰り返しになります。

つまり目標を明確化することがまずやる気を上げる最低条件になるのです。

目標を数値化する

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よく頑張ろう、しっかりやろうみたいに言って発破をかけますね。

例えば今から航海に出るとして、どの島を目指すのかによって、ボートがいいのかヨットがいいのかフェリーがいいのかみたいなことで選ぶべきツールが変わってきます。

あるいは一人で行くのか、みんなで行くのかによっても、どの船を選ぶか、ここではつまり行動計画でありツールが変わってくるということです。ここでも目標を明確にすると言うことが非常に重要です。

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子ども達がよく頑張るや一生懸命やるだのと言いますが、その都度コーチは「君にとっての『頑張る』の解釈を教えてね」と確認をします。

明日から一生懸命頑張りますと言うお子さんたちには「一生懸命って何時間やるということになりですか?」だとか「ある一生懸命って何点を目指すの?」みたいなことをいいます。

青ペンコーチはその数値化の指標を頭の中に入れながら、お子さん方の目標を、数値で表することで明確化しています。

できるだけ早くというのもそうですよね。「できるだけ早くって何日まで?」だとか「何時間以内?」みたいに子供たちに決めさせると言うことです。

グループ学習の事例

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他にはグループ学習において、広島だったらよくありがちですが「広島の思いを世界の子供たちに伝えたいです。」という目標、これはすごくふわふわしていますね。これをできるだけ一つ一つシャープにしていくとことが非常に重要になってきます。

ポイントとしては3つです。

  • 広島の思い
  • 世界の子供たち
  • 伝える

コーチングをかける時にはこれら3つにフォーカスしながら、一つ一つの目標を明確にしていく事が重要になってくるということですね。

例えば、広島の思いだったら「君たちの言う広島の思いってどういうことなの?」って問いかけてそこから考えさせる。

あるいは「広島の思いを伝える目的は何ですか?」と尋ねる。それによって行動計画が変わってきますよね。

世界の子供たちで言えば「世界ってどこの国ですか?」と聞きますよね。戦勝国に対するアピールなのか、日本も含むイタリアだといった戦敗国に対するアピールなのか、あるいは、戦争には全く関係のないブータンのような平和の国に対して行うアピールなのか、それによって内容や手法も変わってきます。

ほかには「何人ぐらいに伝えたいのか?」ということも明確化します。たくさん、それこそ世界中の人に伝えたいのならばメディアを使う必要があるでしょうし、ある中四国にいる人達だけでいいというのであれば、それは何かのイベントを企画しそこで伝えるということだけでいいでしょう。

こういうことを一つ一つ明確化することによって、子どもたちの学習計画がシャープになり、行動も起こしやすくなり、成果物の質も高いものになります。

思考には良い質問が必要

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お子さんたちは、もっと思考しなさいと言われても、思考する訓練が普通の学校教育の中ではあまりなされていないためになかなか思考できないんですね。これは能力の差じゃなくて、習慣の問題です。

最近でこそ、アクティブラーニングだとか、総合的な学習だとか、あるいは探究学習とかということで思考するような訓練がスタートしています。これはいい傾向です。

だから思考させるのであれば、いい質問をするということが非常に重要だということです。

「その自信を100%にするためには何が必要ですか?三つ挙げてください。」と言われると思考しやすいですよね。

ただ単に「思考して頑張りなさい」と言われるよりも、具体的に質問される方が答えやすいのではないかなと思います。

まとめ

青ペンコーチの「やる気偏差値向上メソッド」~1000万画素の目標設定で子どもは動く~

今日のまとめです。

一つはですね。目標は可能な限り鮮明にということで、二つ目は数値化できるものは数値化するで、三つ目が思考させるためには良い質問と言うことですね。

こういったことを頭に置きながらのお子さんと向き合っていただければと思います。

ほかにも子どものやる気偏差値向上という事で記事ありますので、ぜひご覧ください。

本記事は以下の動画を元にしています。合わせてご覧ください。

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