まずは親の「やる気偏差値」を上げる。

まずは親の「やる気偏差値」を上げる。

こんにちは、青ペンコーチの佐々木です。

今回は私がお子さん達に行っている「コーチング」というコミュニケーションについてご説明していきます。

しかし、説明と言ってもコーチングは実際に体験してみないとその醍醐味がわかりません。

コーチングでよく使用する質問を皆さん方に語りかけていきますので、この記事を通してまずは保護者の皆さん方にコーチングを擬似体験していただきます。

また、保護者の方だけに限らず、ビジネスマンでもスポーツ選手でもコーチング体験する機会はなかなか無いでしょうから、ぜひこの記事を役立てていただければと思います。

コーチングの流れ

まずは親の「やる気偏差値」を上げる。

コーチングの擬似体験に入る前に、コーチングの流れについてお話します。

まずは目標を設定し、次に現状を把握し、そして両者のギャップを考えていきます。

つまり「目標と現状にはどれくらい距離があるのか」といったようなことをクライアント自身に考えてもらいます。

この場合のクライアントとはお子さんです。お子さん自身に考えてもらいます。お子さんであっても思考すれば必ず答えは出てきます。

それで出てきたギャップに対して「どうやって行動を起こして、そのギャップを埋めていくのか」といったことも”お子さん”に考えてもらいます。

最終的にはフィードバックを行います。

つまり一週間の行動計画を立てて実際行動し、一週間後に何ができて何ができなかったかを振り返ります。

振り返りは自分でできることではありますが、自分だけでやるとなると自分に甘くなったりあるいは自分の気づかない潜在的な能力を引き出すことができなかったりします。

そこで我々のようなプロのコーチがいるわけです。

といってもプロのコーチを雇うことまではしなくとも、この記事を何度も読み込んでいただくことで、それぞれのテーマでコーチングの疑似体験ができます。

ぜひそういうようにこの記事をご活用いただければなと思います。

コーチングの擬似体験

まずは親の「やる気偏差値」を上げる。

今から皆さんにはコーチングを約5分間体験してもらいます。

体験していただくに当たって2つほど約束ごとがあります。

  1. 一問一問答えが出るまでじっくりと思考する
  2. 必ず声に出して回答する。

まずは一つ目ですが、先ほどコーチングの流れには目標設定や現状把握などいくつかの段階があるといいましたよね。

それぞれの段階で質問を投げかけますので、その都度質問されたことに対して一問一問答えが出るまでじっくりと思考してから回答してください。

2つ目は「必ず声に出して回答する」ことです。

声に出して自分が何を考えているのかを自分の耳で聞く、これがコーチングにおいて非常に重要です。

自分で言ったことを耳で聞くことによって、いろんな気づきが起きたり、モチベーションが湧いたりします。
ちなみにこれをコーチングの用語で「オートクライン」といいます。

(オートクライン:もともとは生物学用語で、細胞が分泌した物質がその細胞自身に反応することを指す。自己分泌。)

要するに、声に出さないと意味がありませんので、ぜひ声に出して私の質問に対して答えてください。

目標設定

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まずは一年後の目標設定をしてみてください。

例えば、収入を上げるだとか、あるいは家族旅行をするだとか、あるいはお子さんの受験を成功させるとか、なんでも構いません。何でもいいので1年後の目標を設定してください。

よろしいでしょうか?では目標設定からやって行きましょう。

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その目標はどんな状態になったら達成したと言えるでしょうか?

もし数値化できるものであれば数値化してください。数値化するときには「仕事を頑張って売り上げを上げる」といった曖昧な目標ではなく、「売上を○○円にする」といった具体的な目標を設定してください。

他にはダイエットの例だと「体重○キロ減らす」「○ヶ月後までに減らす」のように数値化できるものはできるだけ全て数値化してください。

数値化できなければ、できるだけその目標を明確にするために1000万画素でイメージするような形で達成した状況を説明してください。

例えば、どこで達成しているか、そばには誰がいて、どんな声をかけてくれているか、といったことを詳細にイメージして下さい。

はい、次もまた目標設定です。

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その目標達成のモデルとなる人または対象は何ですか?

例えば、1年後の目標が他には「子供の受験を成功させる」のであれば、子供の受験で成功したご家族を思い浮かべてください。あるいは目標が「ダイエットする」であれば、ダイエットで成功した人をイメージして下さい。

よろしいでしょうか?

はい、次は

それが出来るとその先どんなことが可能になるでしょうか?

例えばダイエットだったら、ダイエットが成功したそのときどんなことが可能になって、どんな風に人生が変わるのかということですね。

英語学習なら、目標はTOEICの点で〇〇点をとることだとして、その得点を来年1月に取れたときと取れなかったときでどんな違いがあるのかを想像してみてください。

繰り返しになりますが、じっくり考えていただかないといけないので、もしまだ答えが出ないようであれば一旦続きを読むのをやめてしっかりと考えてください。

はい、では次に進めて行きます。

先ほど設定した1年先の目標を5年先、10年先ではなく1年後に達成することの意味はなんですか?

言い換えると、目標達成を先延ばしにするとどんな不利益があるのかということです。

現状把握

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今度は現状の把握にいきます。

その目標を100%達成した時のイメージからすると、今は何パーセントの状態ですか?

100%達成したときに対して今の自分はどんなところに立っているのかといったことを内省をしてください。

よろしいでしょうか?

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では、その目標を達成する自信は現在何パーセントですか?

これの答えはもちろん自分の中にしかありませんので、よく内省してみてください。

ギャップ要因はなにか

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何があれば自信は100%に近づくでしょうか?3つ挙げてください。

情報なのか人脈なのか、それとも時間なのか、あるいはお金なのか、人によって異なりますがあなたの目標と現状のギャップを埋める3つの物を考えてください。

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どんな環境が整えば目標に近づくでしょうか?

仕事が忙しいだとか、家が遠いですとか、このような環境要因はいろいろありますが、全部を取っ払って考えてみて、どんな環境が理想の環境なのかという事を考えてみてください。

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時間やお金の制限がなければ、どんなことをやって達成してみたいでしょうか?

堅実家のタイプの人にとってはなかなかこういう妄想って難しいですけれども、要するに何でもできるとしたら、どんなことをやってこのギャップを埋めたいかと言うことですよね。

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もしもモデルとなるような人があなたの立場だったらどうするでしょうか?

先ほどモデルとなるような人を考えていただきましたが、もしその人があなたの立場だったらどんなことをするのか、ということをちょっと想像してください。

そうすることで皆さん方の思考の制限を取り払うことができます。

行動計画

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では最後に行動計画を立てます。

今まで発言したことを踏まえて、まず今週できることはどんなことですか?3つ挙げてください。

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それを踏まえて今日中にできることは何ですか?

今日からできることを考えて言葉にしてみてください。

振り返りは次回の記事

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以上でコーチングの疑似体験を終了です。

いかがでしたでしょうか?いろんな気づきがあったと思いますけれども、その振り返り振り返りにつきましては、次回の記事でじっくりと解説していきたいと思いますので、そちらもぜひご覧ください。

本記事は以下の動画を元にしています。合わせてご覧ください。

 

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